相続放棄の際の注意点~縁が遠い・面識がない親族②

先日の続きです。

(1)縁が遠い・面識がない親族
縁が遠い・面識がない親族が亡くなられてその相続人となる場合次のような注意が必要です。

1.相続放棄するのは面倒だから何もしないでお

相続放棄の手続きは面倒なですが、3か月以内に相続放棄(及び限定承認)をしないと、単純承認したとみなされます。
その場合、後で相続放棄ができません。もしマイナスの財産があることが分かっているのであれば、できるだけ早くに続放棄をした方がいいでしょう。

2.関わりあいたくない場合、相続放棄

縁が遠かったり、面識がほとんどない親族の財産を把握するのはとても難しいことです。ですが、後々のトラブルを防ぐために、できる限りの調査を行い、大きなプラスの財産やマイナスの財産の有無について確認しておくべきです。
一旦、相続放棄した場合、プラスの財産が見つかったとしても、相続放棄をやめることは基本的にできません。したがって、正確な情報を得ることが大切です。

 また、他の相続人から求められて遺産分割協議に応じることにも注意が必要です。「財産はいらない」という内容の遺産分割協議を「放棄する」と呼ぶことがありますが、法律上の正式な相続放棄とは異なり、債務の支払いを請求される可能性は残ってしまいます。そして遺産分割協議をした後では基本的に相続放棄はできません。
 本当に何もいらない・関わりあいたくないのであれば、相続放棄をするべきなのです。

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